これは昔、かれこれ40数年前に使っていた天秤ばかりです。
何に使ってたか、当時写真に凝っていた私は、もちろん銀塩写真ですが、その現像処理のための液を自分で調合していたのです。
幸いなことに我が実家は、職業柄いわゆる道修町の薬品会社と直接の取引があり、父に頼んだら現像液の材料も手に入ったのです。
最終的にはカラー現像も自分で出来るようになっていました。
暗室作業を止めた後はホコリを被っていた、この秤ですが、最近始めたパン焼きでのイーストやモルト・パウダーの軽量に使ってみようというわけ。
オーバーホールして調整し直しました。
シリコンオイルのダンパー内蔵で、なかなかのものです。