2017年4月30日の状態です。
その後CampagnoloのChorusグレードのコンポを組み付けました。(2012年5月現在)
その後の改造点。
リア・ディレイラーのプーリーはCampagnoloの純正はダメです。
分解してみれば理由はすぐに判りますが、軸受けがまったく粗悪。これだけはなぜ天下のCampagnoloが改良しないのか不思議です。
30何年前のRecord(鉄レコ)の方がまだボールベアリングを使っていただけマシやったかも。
シマノのデュラ・エース用もCampagnoloには相性が悪かったですが、このTacxのシールドベアリング入りのプーリーはなかなかの優れもの。
これに入れ替えるだけでシフト感はようやく別世界になりましたよ。
おまけに純正のプーリーよりも安いかも。
'04年3月8日
サドルを昔のスタイル、Brooksの革サドルに換えました。
そう、これでますます30数年前の雰囲気になりました。
このクランクはちょっとモダン過ぎるかな。
あとはブレーキ・レバーをシンプルな金属レバーのに換えて、シフターもダウン・チューブに取り付けるダブル・レバーにすれば完璧?
コンポ:フルCampagnolo Record(ただしデザイン上の選択からシートポストだけはChorusを選びました)
実は、このチャリには、思い入れがあるんです。
これを書くと歳がばれますが、36年前、大学に合格したお祝いに買ってもらったのが、当時ハイエンドだったこのチャリだったんです。
たしか当時12万円でした。現在ならどんなもんかな?
いずれにしても、高級チャリであることは間違いないんですが、このチャリは、実は1964年の東京オリンピックの時に日本選手が買ってもらった のと同じ。
また、古い話ですが、プロレスの力道山が乗っていたので有名だったんです。
ところが、コンポをばらして、もう今はないLegnanoというイタリア製のフレームに組み付けた状態で、ある時盗難に遭ってしまった。フレー ムだけは残りましたが…
それがショックでしばらくチャリとは離れてしまい、年月がたちました。
数年前にチャリ熱が再発してから、いろいろと買いあさって乗ってましたが、あるときCinelliのホーム・ページに行くと、まさかと思ってたこ のフレームがまだ作られていた!
もう、とことんバラしてしまうと、私の生まれた年、すなわち1948年にこのフレームも売り出されたんです。
何も考えずに注文してしまいました。
コンポこそ、当時のCampagnolo Recordは取り付けられませんが、出来るだけ奢ったつもり。
今では、もはやハイエンドのフレームではありませんが、このスチールのチャリにまたがると、私だけの特権、18歳の私にタイムトラベル出来るん です。
そう、あの若かりし頃に…
いつもの流谷にて。↑
↑琵琶湖大橋のてっぺんにて(2002年9月22日)
その後の改造として、これまでは下のステムCinelli Oyster 120mmを使ってましたが、ちょっと長い目だったので
お気に入りグッズコーナーで紹介していたCinelli Recordステム 100mmに換えてみました。
まだ距離は走っていませんが、結構いい感じ。やはりこの長さくらいがいいのかな。
↓ちょっとおまけで、シートクランプ部にもCinelliのマークが!