この黄緑色の表紙の図鑑は昭和30年、ですから小学校低学年時に買ってもらった本です。
発刊は昭和28年でした。当時著者の牧野富太郎博士は91歳でしたが、この本の見開きにお元気そうな写真が出ていて、子供ながらに感心したものです。
その後訳有って中学生の時にラテン語の辞書なんか手に入れて、図鑑に書いてある植物の学名を翻訳したりして遊んだものです。
下の写真は昭和28年版の原色少年植物図鑑(右)と、その後入手した学生版牧野日本植物図鑑(左)です。
写真は牧野博士の仕事の集大成とも言うべき大図鑑です。↓
そしてその続編です。↓
現在の住居に引っ越しした直後は、我が家の庭は草茫々でした。
ある時、草引きを兼ねて植物の種類を数えると、百種以上もありました。
さっそくこれらの図鑑の出番。
中には美味しそうな果実の植物もありましたが、調べると毒草でした。おっと危ない。