かれこれ、何年になるのかな、大学院での論文に必要な計算に使うために購入したものです。
だから、昭和54年頃の製品かと…
いやー、約30年前になるんですね、この製品は!
当時はまだパソコンというものがなく、国内ではNECのTK-80というワンボード・マイコン(マイコンですよ、パソコンではない!)から始まって、ようやくPC-8001が出てくる頃でした。
当然、その頃の数値計算の部門ではマイコンよりも電卓の方が精度も、性能も高かった!
この電卓は逆ポーランド方式の計算をやります。すなわちイコール・キーが要らないのです。()も使いません。
だから、電卓としても、かなり複雑な計算をやり遂げてくれるんですが、本来のプログラミングもアセンブラーでやります。
おかげでアセンブラーをちょっとかじることが出来ました。
今使えるのは本体だけですが、写真のようにプログラムとか数値を磁気カードに記録するためのオプションなども売られていました。
ただし、当時の価格で、たしか本体だけでも8万円以上!プリンターなども購入したので、30万円以上使った記憶が…
だけど、お世話になりました。というより現役なんですよ、これ。
今でもこの電卓を上回った電卓はないのでは?
↓正面から見ると
↓どうです、拡張スロット兼I/Oインターフェースがあるのです。
↓オプションの磁気カード・ライターです。
↓磁気カード・ライターを装着したところ。
そして、この電卓のファンのサイトまであるのです。
そやそや、これ用のバーコード・リーダーやプリンターまで持ってるんやった。