2007年12月10日

お昼ご飯、天ぷら盛り合わせとピーマンの肉詰め。↓

おおいにけっこう。

今夕は「ほぼ」真っ直ぐ、ただし二カ所ほどホームセンターに寄り道して帰りましたとさ。↓

道無き道を、というわけでもありませんが、細ーい、道を好んで走る傾向があるようで。↓


たまたま出してきた写真集、土門拳全集。↓

土門拳は好きな写真家。

尊敬するのはその壮絶な一生。

中でも特にお気に入りは「風貌」。

その中でもこの志賀潔博士の部分が感動的。

著作権の都合で詳しくは載せられませんが、この写真をよく見て下さい。

博士の眼鏡は何やら絆創膏みたいなもので補修されているし、後ろの障子、そう障子ですよ、には新聞紙が貼られているのです。

つまりそれほどの清貧に甘んじられていたことを写真が物語っているのです。

土門拳の文にも書いてあるように、全世界でどれほどの人たちが博士の業績により恩恵を受けたか、それにもかかわらず博士自身はなぜそれほどに貧しくすごされているのか。

同じ自然科学者として涙が出るほどの怒りを覚えるのです。いや、博士ほどの欲のない行き方に尊敬の念を禁じ得ません。

また写真の訴える力にも感心するのです。

上の写真集を探していたら出てきた、これも写真集、明治大正昭和大阪、上下巻。↓

これはこれでなかなか面白いですよ。

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