うちの職場のT君が、とうとうColnago C40を作りました。

はまってますねー。

材料

Colnago C40フレーム(シートポスト、ステム、フォーク付き)サイズ570mm、カラー00F

Shimano DuraAceコンポーネント一式

Campagnolo Recordヘッドセット一式

Campagnolo Eurusホイール前後セット

Vittoria Open Corsa CX TTタイヤ前後計2本

Michelin ロングバルブ・チューブ前後計2本

Shimano純正グリース少々

工具

Shimano純正工具

4mm、5mm、6mm、8mmヘキサゴナルレンチ

Hozan製 ヘッド・パーツ圧入工具

まず、フレームを調整台に固定します。このときトップチューブに傷がつかないように、保護しておきます。↓

ヘッドチューブのコルナゴマーク。

コルナゴマークの拡大。

まず、ノンスレッド(アヘッド)・ヘッド・パーツを圧入工具を使って圧入します。すべての始まりのための儀式です。↓

同じく圧入されたヘッド・パーツの下のワン。↓

フォークにも下の玉押しを専用工具で、たたき込みます。↓

この状態では玉押しとそのシートとの間に隙間がありますね。

たたき込まれた下の玉押し。↓

次にBBを締め込みます。まず右から。かなりの力が要ります。取り付ける前に純正グリースを追加しておきます。↓

Colnagoのフレームの場合、BBがイタリアンですから左右とも右ネジです。

次に左の玉押しを締め込みます。この締め付け具合が、なかなか難しいところ。緩すぎてもだめ、きつすぎてもダメ。

次の工程はクランクの取り付け。締め付ける前にスプラインにグリースを塗っておきます。

右のBBシャフトの拡大図。

固定された右のクランク。左のクランクの固定は工程写真を省略。

フロント・ディレイラーを取り付けます。アウター・チェーンリングとのギャップに注意。

真上から見てディレイラーの外板がアウター・チェーンリングと平行になっているか確認します。

リア・ディレイラーを取り付けます。

リア・ディレイラー取り付け後の拡大図。

リア・ホイールにカセット・スプロケットを取り付け後、フレームにセットします。

ここまでのリアの拡大図。

ここまでの全景。そろそろチャリの雰囲気が出てきました。

フロント・ホイールをセットし、前後のブレーキ・アーチを取り付けました。

シートポストとサドルを取り付けます。さらに雰囲気が増してきました。シートポストには薄くシリコン・グリースを塗っておきます。

なぜならカーボン+カーボンの組み合わせの場合、たまにカーボンどうしが固着することがあるからです。

ブレーキ・レバーを取り付けたハンドルバーをセットしました。

ディレイラー・ワイヤーとブレーキ・ワイヤーを組み付けます。

後ろのブレーキ・アーチ。シューはタイヤを組む前に調整した方が、やり易い。

フロント・ブレーキ・アーチ。

チェーンの長さを調整して取り付けました。今回のフレームサイズだと6コマ抜きました。

今日はここまで。スペーサーが足りないので、フォークのコラム(パイプ状の部分)が切れません。↓

そして、その後アヘッドのスペーサーを追加して、完成しました。なかなか、きれいでしょ。

完成後の写真はジャパン・コルナゴ・オーナーズ・クラブにも掲載されています。

組み立て、整備のリストに戻る

TOPにもどる