Colnago Master X Lightを組む

Colnagoとしては4台目、鉄のフレームとしては2台目になります。

イタリア車ですが、今回はかつてCT-1に使っていたDura Aceの9速コンポが余っていたので、それを使うことにしました。

まずはフレーム全景です。

最初の儀式、ヘッドパーツの圧入です。

この際、ヘッドパーツもシマノのDura Aceを使いました。

鉄のフレームなので、錆びやすかろうと、グリースをたっぷり塗ったくっておきました。

さて、このフレームには、もともとカーボンのフォークが付いているのですが、たまたまウエムラ・サイクル・パーツの店頭で見つけたColnago純正の、かなり古いフォークを使ってみました。

全メッキの素晴らしいものです。

Colnagoとしては珍しいベンドした(曲がった)フォークです。

赤い矢印の部分にはColumbusのマークが入っています。

エンドにはColnagoの刻印が入っています。

フォークにもヘッドパーツの一部、玉押しをたたき込みました。

測定した結果フォークは15mm切り落とさないといけませんでした。

次の作業はBBの取り付けです。

これも、鉄のフレームは雨の日は乗らないだろうとDura AceのBBを張り込みました。

といっても、実は以前にセットで買って使っていなかったのを出してきただけです。

BBを取り付けた状態です。

右のBBです。Colnagoのマークが誇らしげに刻まれています。

そしてクランクを取り付けました。

以前使っていたCT-1と、たまたま色が同じなので、チェーンリングのネジも同色で合っています。

そしてフロント・ディレイラーを取り付けました。

そして、リア・ディレイラーも取り付けました。

ハンドル・バーを。

けど、何かおかしいなー、このレバーの角度。

このバーにはシマノは合わないのか。

ちょっと考えます。

まあ、レバーの問題はさておいて、前のブレーキ・アーチを取り付けました。

そして後ろのブレーキ・アーチも取り付けました。

この状態で、ホイールを履かせてみました。

それにしても、この刻印はええなー。

ここのも。


そして何とか完成。

それにしても、ここが醍醐味。

まさに工芸品です。

そして走ってみました。

組み上げてすぐの処女航海、でもまるでオーダーしたようにポジションはバッチリ。

特にバーの下を握っての走りは、なんでこんなにこのチャリは走りやすいの、と思うほど。

他のチャリも見直してみないといけませんね。

ちょっと跳ねますが、しなやかな乗り心地。

そうそう、特筆するべきはこのチャリ、鉄のくせにペダル抜きでの重さが8.3kg。

鉄のフォーク付きでですよ。

何せ、フレームが1.5kg、フォークが700gちょい。

他はハイエンドのパーツですからね。けど軽量化は一切考えていません。

組み立て、整備のリストに戻る

TOPに戻る